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純情交流ひろば

2024.11.21

【食品機能性ニュース】vol.3 りんご

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岩手県内で出荷されている旬の農産物の機能性成分について紹介します。
今回の農産物は「りんご」。品種は早生種「きおう」から晩生種「ふじ」・「はるか」まで数多くあり、早生種が収穫される8月から様々な味・香り・色のおいしいりんごが県内各地で生産されています。令和4年度の岩手県の出荷量は41,500tと青森県と長野県に次ぐ全国3位となっています。
りんごには、「クエン酸」や「リンゴ酸」などの有機酸、「カリウム」などのミネラル類、食物繊維の一種である「ペクチン」などが豊富に含まれています。また、りんごには強い抗酸化力を持つ様々な種類のポリフェノールが含まれており、その代表的なものは「プロシアニジン」です。りんごに含まれる「りんご由来プロシアニジン」には、血糖値の上昇やアレルギーを抑制する効果があるほか、内臓脂肪を減らす効果は機能性表示食品として活用されています。
昔から「1日1個のりんごで医者いらず」といわれる程、健康と関係が深いりんごを食べて、体調を整えるのはいかがでしょうか。


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(公財)岩手県生物工学研究センター 生物資源研究部
E-mail seikouken@ibrc.or.jp
Tel 0197-68-2911

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