特集

夏を乗り切る鉄腕献立〈スタミナメニュー〉

好みの夏野菜でどうぞ「牛ももソテー夏野菜和え」

「牛ももソテー夏野菜和え」調理例盛り付け中

一品目は夏野菜を使った一皿。

夏野菜はお好みのものでよいのですが、行者ニンニクははずせません。

行者ニンニクの主成分である「含硫アミノ酸」は疲労回復効果があり、夏バテ対策にはもってこいです。

夏は食欲がなくなりがちですが、一見あっさりしているこの一品は、野菜の口当たりも良く、ピーナッツオイルとゴマ油の効いた牛肉と相まって美味しく食べられます。

野菜が苦手なお子さんにも夏バテ気味のお父さんにもお勧めできる一品です。

■材料(1人前)
牛肉(しゃぶしゃぶ用)100g、セロリ、キュウリ、トマト各18g(※お好みの夏野菜で良い)、行者ニンニク(醤油漬け)20g、生姜、ピーナッツオイル、ゴマ油(ともに適量)、レモン数枚
■作り方
@鍋を熱し、油をなじませた鍋で、軽く塩、コショウした牛肉を軽く炒めます。
A野菜は小さい角切にして、さっとゆでて冷やしておきます。
B別に生姜のみじん切りをピーナッツオイルで炒めて、生姜油を作って冷やしておきます。
C以上全ての材料を合わせて形良く盛り付けます。

個性あふれる素材が一つになりました。「ハーブ豚の金華ハム巻き香港ソースがけ」

「ハーブ豚の金華ハム巻き香港ソースがけ」調理例盛り付け中

ハーブ豚は、肉自体はあっさりしていますが、肉汁はとてもジューシー!ソースとの相性も抜群です。

金華ハムは広東料理に欠かせない食材ですが、最近まで日本の食卓では、あまりなじみがありませんでした。近年輸入が多くなり、その認知度が増しています。イタリアのパルマハム、スペインのハモンセラーノと並び世界三大ハムと称され沸き立つ香りとコクを秘めた味わいが特徴です。

これら個性をもった素材を香港ソースが絶妙な味わいを引き出し、食欲を誘います。

■材料(1人前)
ハーブ豚肉(ロース)40g、白まいたけ少々、金華ハム10g、(香港ソース)豚ガラと鶏ガラのスープ400cc、有機醤油100cc、杏露酒50cc、赤ワイン50cc、デミグラスソース小さじ2、砂糖45g
■作り方
@豚肉に塩、コショウで薄味を付け、薄くでんぷんをまぶし、白まいたけ、金華ハムを巻きます。
A@に卵を薄く付け、でんぷんをまぶして、油をなじませた鍋で全面を焼きます。
B香港ソースを加えて器に入れ、豚に火が通るまで13分位蒸します。
C肉を取り出して、一口大に切ってから皿に盛って、ソースにでんぷんでとろみを付けて上からかけてできあがり。

特に女性やお子さんにオススメです。「スッポンと新にんにくのXO醤炒め」

「スッポンと新にんにくのXO醤炒め」調理例盛り付け中

スッポンは生命力が強く、中国では紀元前の「周」の時代から、日本では千三百年ほど前の文武天皇の時代から、貴重な漢方薬として用いられていた記録があります。

強壮効果に注目されがちなスッポンですが、実は血液をサラサラにする効果もあります。また、スッポンに含まれる不飽和脂肪酸はコレステロールを減らす働きがあることから女性やお子さんにも食べていただきたい食材です。

健脳の効能もあり、学習効率や集中力を高める働きもあります。

■材料(1人前)
スッポン100g、新ニンニク 1塊(5〜6粒)、生姜、韮花 適宜、XO醤、老酒 少々
■作り方
@スッポン(※市販のさばいてある物でよい)を生姜と老酒に30分程度漬け臭みを抜く。
A@に強力粉をまぶして油で揚げる。
B新しいニンニクを油で揚げる。
CAとBをXO醤と老酒を適量入れて炒める。

取材協力/中華料理 南国酒家(岩手県外食産業協議会会員)

知って得する夏バテ解消食材

ご存じの通り夏バテは、単純に猛暑による体力消耗や食欲不振を意味します。近年では、アイスやジュースなど冷たい物を摂りすぎ胃腸が弱ったり、エアコン等の普及による温度差ストレスからくる自律神経の不調など症状は複雑化しているようです。
夏バテを解消するにはやはり食事から!そこで夏バテを解消する食材を紹介します。

うなぎ

「土用の丑の日にはうなぎ」と、夏バテ解消食材としてもっともポピュラーなのはやはりうなぎですよね。うなぎには、ビタミンA,B群,D,E、鉄分、カルシウムが豊富に含まれ、良質なタンパク質の供給源となり、まさに優れた食材です。

特にビタミンB群は胃腸の消化・吸収を円滑にさせ、疲労回復に効果があります。

うなぎを食す時には、ビタミンCを含む食材と食べると血管や免疫機能を高める効果が加わり、さらに疲労回復に効果的です。

豚肉

中国では、疲労回復・滋養強壮に効く漢方の特効薬として扱われてきました。

豚肉は、ビタミンB1が豊富で玄米の2倍以上、大豆の5倍、牛肉の10倍といわれています。ビタミンB1はごはんやパンに含まれる糖質の分解を助け、エネルギーにかえる重要な働きをします。また、中枢神経や末梢神経の機能を維持する働きをもち、この機能が、疲労回復、集中力の向上に効果的となり、夏バテを解消してくれるのです。

生姜

漢方薬約130種類のうち、約100種類に生薬として使われている生姜。胃腸や血管の働きを高める効果があり、食欲増進や体を温め、自律神経を調整する作用があります。

さば

さばには、血液の凝固を抑制する働きがあるEPAが多く含まれます。これにより、血流が良くなり、血管が拡張されることから、血液を体の細部まで行き渡らせ、冷房等で血流や自律神経の働きが低下した体に効果があります。

Copyright(c)2005 pref.iwate All Rights Reserved.